本格的にハンドドリップコーヒーへ挑戦するにあたって、いつものことながら形から入る管理人はハリオのスタイリッシュかつ実用的なスケールを購入しました。
ガレージブランドのカスタムパーツも装着可能ですので、キャンプギア感覚でコーヒー器具を楽しんでおります。
HARIOとは
HARIO(ハリオ)株式会社は、1921年に創業した耐熱ガラスの製造販売をメインに行っているメーカーです。
国内で唯一耐熱ガラス工場を持つメーカーで、その技術を生かし、コーヒーサイフォンを始め、コーヒー関連器具や電子機器で実績があり、コーヒー好きで知らない人はいない有名なメーカーとなっています。
購入品紹介
- カラー:マットブラック
- サイズ:120mm × 190mm × 29mm
- 重量:265g
- 電源:DC3V 単4型乾電池×2
- 材質:ABS樹脂 (本体)
- オートパワーオフ:約5分
- 生産国:中国
- 購入価格:4,200円 (税込み)
- サイズ:119mm x 138mm
- 生産国:韓国
- 価格:3,800円 (税抜き)
秀逸な点5つ
① 抽出量と時間を同時に計測可能
美味しいコーヒーを淹れるコツは、いつも同じ分量と条件で行うことです。
温度は、温度計付きの「Beasty Coffeeのケトル」で管理していますが、時間の計測ができるスケールは意外となくて、豆の量、蒸らしの時間、抽出量は「V60ドリップスケール」でモニタリング・コントロールができます。
ハンドドリップコーヒーの味を安定させるのには、測れるもの厳密に測るべし!
② 0.1g単位で計量可能
豆の量が1~2gの誤差で味に影響が出ると言われています。
0.1g単位 (精度は±0.2g)まで正確に測ることができるのは、コーヒーフリークにはうれしい機能です。
コーヒーに関しては素人ですが、ドリップコーヒーの過程を楽しみながらコーヒーについて勉強中です。
③ サイズがコンパクト
29mmの薄さはキャンプにも持って行きやすいサイズです。
④ スタイリッシュなデザイン
ボタンは「START/STOP」と「ON・OFF/TARE」の二つのみで、押し込むボタン式ではなく、タッチ式となっています。
全体がフラットで統一感のあるミニマムなデザインに仕上がっています。
2013年に、デザイン界のオスカー賞ともいわれている「iF DESIGN AWARDS」を受賞し、世界的にもデザインの良さが認められています。
iFデザイン賞(アイエフデザインしょう、iF design award)は、、ドイツ・ハノーファーを拠点とする、デザイン振興のための国際的な組織インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)が1953年から主催し、毎年全世界の工業製品等を対象に優れたデザインを選定する。
出典:https://ja.wikipedia.org
⑤ Wネームのウッドプレート
韓国のガレージブランドPROLOGさんと横浜のキャンプカフェ兼キャンプショップのTarptoTarpさんとのダブルネームでリリースされている、VST2000専用のウッドプレートも合わせて購入。
両面テープで直接計量パッドの表面に貼り付けます。
両ブランドのロゴ、カフェでもあるTarptoTarpさんのオリジナルドリップコーヒーのレシピがレザー刻印されています。
デザインが洗練されているのはもちろん、無機質なスケールも温かみを帯び、心なしかコーヒーも美味しく感じす。
- 豆の量:18g
- 抽出量:230g (アイスコーヒーの場合は約半分)
- 豆の挽き目:中挽き
- 温度:90~93℃
- 蒸らし:30秒
- 抽出時間:2分30秒以内
レシピ通りに淹れるだけで、おいしいコーヒーが出来上がります。
残念な点4つ
① 防水ではない
ハンドドリップでコーヒーを淹れるくらいは、こぼすことがあまりないのですが、アウトドアでも使用するため、防水性能があった方が精神衛生上よろしいかと思います。
② ボタンの誤操作
ボタンがタッチ式のため、持ち運んだりするときに誤って電源が入ることがあります。
また、抽出中にうっかりボタンを触ってリセットしてしまうことが稀にあります。
その場合は「オートパワーオフ機能」が動作しますので、誤って電源が入ったとしても5分後に自動で切れます。
ただし、タイマー起動中は「オートパワーオフ機能」は作動しません。
気付いたら電池切れしているなんてこともあり得ますので、注意が必要です。
③ 操作音がない
タッチボタンは操作音が鳴りません。
押し込む式のボタンのような感触もないため、タイマーのスタートが表示されるまで1秒程のタイムラグがあり、一瞬ちゃんと押せたかどうか不安になります。
④ 滑り止めなし
本体背面に6つのネジ穴の突起はありますが、ゴム脚はついていません。
力を加えると簡単に滑りますので、アウトドアでも使用しますので、グリップ力がないのは残念です。
イチイチ持ち上げないと移動できないことをデメリットに捉える方もおられますが、個人的にはあった方が安心です。
まとめ
スケールの購入にあたり色々調査した結果、4,000円台でV60ドリップスケールが一番完成度と費用対効果が高いと思います。
「タイム測定ができる」が一番の決め手でしたので、コーヒー専用のスケールをご検討でしたら時間測定機能があった方が絶対にすすめです。
よいコーヒーライフを!