キャンプ、ピクニックと我が家で大活躍しているスノーピークのリビングシートについてレビューさせて頂きます。
購入品紹介
- 型番:TM-380
- サイズ:160cm × 300cm ×10cm
- 収納サイズ:24cm × 44cm
- 重量:1.1kg
- 付属品:ジュラルミンペグ(17cm×4)、収納ケース、ペグケース
- 素材:※210D ポリエステルオックス
- 原産国:中国
- 価格:¥10,800 (税別)
※少しマニアックな話をしますと、ポリエステル生地の厚みを表すD(デニール)は、糸の太さの単位で、約9,000mで1g=1Dとなります。
210Dは、約9,000mにした時250gの重さになる糸を使用しているということです。数字が大きくなるほど、生地が厚くなります。
ちなみに、同じスノーピーク最高級ラインのリビングシェルロングPro.やランドロックのテント本体(150D)よりも厚い生地になります。
秀逸な点5つ
① 耐水圧スペック
本格テントの耐水圧が耐水圧が1,500~2,000mmと言われているなか、1,800mmのスペックは十分すぎるでしょう。
毎回底が地面の湿気でびしょ濡れになりますので、しっかりした耐水性は助かります。
② サイドウォール
ふちが10cm立ち上がることで、泥や草の侵入はもちろん、砂、水など不快要素も排除してくれる、地味に嬉しいディテールです。
サイドに見えるロゴが良い感じ~
サイドウォールがしっかり立つよう、横2箇所計4か所の補強があり、マジックテープで突っ張りを固定できます。
マジックテープで簡単に固定。
③ ペグで固定可能
四隅をペグで固定するとこができ、風に飛ばされる心配からは完全に開放されます。
付属のジュラルミンペグはペグハンマがなくても、芝風くらいでしたら、簡単に固定が可能です。
ペグにストラップをひっかけ、シートのしわを確認しながら、アジャスターを引っ張て微調整します。
④ 荷物の一時置きになる
設営や撤収時の荷物の一時置きにはピッタリなリビングシート。
設営前に一度荷物を全て降ろすことで、設営の段取りがしやすくなり、荷物も汚れないメリットがあります。
撤収する時も、車に積む前に一度整理を兼ねた仮置き場があるとかなり捗ります。
雨の場合、タープの下で荷物の一時避難場になりますので、土砂降りでも、サイドウォールがあるため、浸水は防げます。
⑤ 収納がコンパクト
丁寧に畳めば、コンパクトに収納が可能です。
残念な点
高価
スノーピーク製品だけあって、強気な価格設定となっています。
毎年レジャーシートを買い替えることを考えれば、使用頻度の高い方でしたら高い買い物ではないはずです。
高スペックなレジャーシートでしかない
使いやすさや耐水性はピカイチですが、薄さはただのレジャーシートレベルです。
地面の凹凸が直で受けることになりますので、より快適な座り心地を追求するには、同じサイズのリビングシートフロアマット(TM-385)を併用すると良いでしょう。
使用シーン
座敷スタイル
ロースタイルの地上高400mmがキャンプシーンを席捲している中、あえて地上0cmという日本の座敷スタイルをそのままキャンプに持ち込むことで、寝っ転がったりすることができ、究極のくつろぎがキャンプ場でも実現可能。
座敷スタイルでは、大人4人と子ども1人で、余裕の大きさです。 (テーブルなど使用しない場合)
寝っ転がる場合は、大人2人と子ども1人で問題なくくつろげます。
他にも、花見、ピクニック、海水用、運動会、ディズニーのパレードなどで活躍してくれます。
まとめ
全然ブルーシートで事足りますよ、という方は無理して導入することばありません。
ただ、汎用性と機能性が高いのは事実ですので、一枚持っとくと、何かと便利なアイテムです。