キャンプでコーヒーやカップラーメン用の少量お湯が作れるコンパクトなケトルを探したところ、その可愛いサイズ感に惹かれ購入したのがAGLE Productsのキャンプファイヤーケトルです。
1年程使用し、その使用感などについてレビューします。
AGLE Productsとは
AGLE Products (イーグルプロダクツ)はのノルウェーのオスロ―発の北欧系アウトドアブランドです。
軽量かつ使い勝手良いプロダクトが売りで、銅とステンレスのツートンカラーがスタイリッシュなキャンプファイヤーケトルが代表的な製品です。
購入品紹介
- サイズ:φ145 × H740mm
- 容量:約0.7L
- 素材:ステンレス
- 底部:銅メッキ
- 重量:約236g
- 付属品:収納袋
- 生産国:中国
- 購入価格:8,000円 (税抜き)
可愛いサイズ感が気に入ったので一番小さい0.7Lを購入しました。
秀逸な点6つ
① 愛嬌のあるフォルム
コンパクトでミニマムな北欧らしいデザインが特徴です。
丸くてキュートなフォルムとサイズ感は頬ずりしたくなるほどです。
新品時のピカピカなステンレスと銅メッキは高級感が漂い、安っぽさ一切感じさせません。
焚火などで使い込むと貫禄ができ、小さいながら存在感のあるアイテムになります。
② 吊り下げしやすいハンドル
ハンドルは2本あり、1本より吊り下げ時に安定します。
またハンドルの真ん中に突起を設けることで、フックなどに引っ掛ける際にずれにくくなります。
sanzoku moutainのshockに引っ掛け、焚き火にかけると途端に雰囲気がでます。
ハンドル収納する際に、突起を左右にある金具のどちらかに固定することで収納できます。
ただし固定力があまり強くないため、振動などのはずみでよく外れます。
③ 底面銅メッキ加工
キャンプファイヤーケトルの最大な特徴はこの底部に施された銅メッキ加工です。
銅の熱伝導率はステンレスの25倍と言わてれおり、見た目が上品なだけではなく、ちゃんと湯がも早く沸ける実用的なディテールです。
④ 蓋取っ手にロック機能
蓋の取っ手を立て、スライドさせることで、ロックをかけることができます。
枝や箸で引っ掛けて蓋を開けることができるため、ブッシュクラフトではかなり実用的な機能ですが、管理人はあまり使用していません。
⑤ 直火を含む様々な熱源に対応
ケトル全体が金属でできていて、樹脂や木材が使用されていないため、そのまま焚火に放り込ん豪快に使用できます。
煤で真っ黒になっても無骨な雰囲気になるため、色んな楽しみ方ができます。
ストーブの上でも当然使用できます。
⑥ 収納袋付き
ナイロン製の専用収納袋が付属しています。
焚火などで使用する場合は、他のギアに煤がつくのを防いでくれるので重宝します。
残念な点3つ
① 注ぎ湯のコントロール
比較的大き目の注ぎ口の湯切りは良いが、湯量とスピードのコントロールが難しいです。
Instagramから火がついた@taka_azさんからリリースされているsosogu_極という注ぎ口を装着すれば、コーヒーケトルのように細い注ぎ湯を自在に操ることができます。
キャンプファイヤーケトルユーザーならマストバイな一品です。
② 蓋がロックできない
蓋をロックする機構がなく、お湯を注ぐ時にきつめの傾斜がつくと落ちてきますので、反対の手でおさながらの作業になります。
蓋がアツアツですので、必然的に手袋をつけることになり、作業が一気に煩雑になります。
③ 空炊きができない
空炊きは銅メッキにダメージを与えてしまいますので、使用時に注意が必要です。
管理人はうっかり空焚きしてしまい、底部の銅メッキがひび割れてしまいました。
使用には差し支えないが、お気に入りなだけにテンションはかなり下がりました。
まとめ
容量0.7Lは少ないのですが、コーヒーやカップラーメンには十分な量です。
湯量が必要な時は「グランマーコッパーケトル」を使用しますので、特に不便は感じません。
使わなくても、そこらへんに置くだけで雰囲気が出ますので、ファミリーキャンプ、ソロキャンプ両方に連れて行きます。
実用性があり、何より見た目が愛くるしい「キャンプファイヤーケトル」は使えば使うほど味がでて、手放せなくなる逸品です。