焚き火トングは様々なタイプの素材や形状の物が流通している中、sanzoku mountainの「zari」は群を抜く男くささで男性キャンパーの支持を得ています。
sanzoku mountainとは
sanzoku mountain(サンゾクマウンテン)は、私の地元でもある横浜のガレージブランドです。質実剛健の鉄製品(黒鉄皮)が売りで、男くささで右に出るブランドはありません。
ただ男くさいだけではなく、その実用性、耐久性は一般的な大手メーカーの製品よりも高く、デザインもシンプルでワイルドさの中に高い鉄加工技術だからなせる造形美を感じます。
購入品紹介
- 全長:43cm
- 重量:300g
- 材料:黒鉄皮
- 原産国:日本
- 価格:6,800円(税込み)
継ぎ目やネジが一切なく、これ以上ない無骨なギアです。
秀逸な点3つ
① 無骨なデザイン
sanzoku mountainらしい鉄 (黒鉄皮)のみで成型された薪バサミです。
鉄の成型の過程で表面が酸化し、皮膜ができ、その被膜を「黒鉄皮」と呼びます。
黒鉄皮は自然発生のため、色にムラや濃淡があり、かすかに青く光るような無骨な質感がたまりません。
名前の通り、ザリガニのハサミから着想を得て作られています。
その遊び心や無骨なデザインにぞっこんな男性キャンパーも多いのではないでしょうか?
薪くをべるのがもちろん、置いているだけで存在感を放てます。
② 薪をつかみやすい構造
ザリガニのハサミのように、波打っているギザギザ部分が薪にがっつり食い込んとてもつかみやすいです。
また、上向きに角度が付けられているため、平置きされている薪へのアクセスも抜群です。
③ とにかく頑丈
全て鉄でできており、溶接個所もなくとにかく頑丈にできています。
多少歪んでも調整すればすぐ元に戻せますので、他のsanzoku mountain製品同様、次の世代まで引き継げる逸品です。
残念な点3つ
① 錆び対策が必要
黒鉄皮に防錆加工が施されていません。
防錆びスプレーをく塗って使用するのもよし、そのままの使用し錆びをも楽しむのもよし、管理人は後者です。
錆が気になる方はクレ556のようなオイルを定期的に塗ることをおすすめいたします。
② 細かい作業が苦手
ハサミの先端で細かい薪や炭などを挟むのは得意でばありません。
③ 歪みやすい
他のトングタイプの薪バサミ同様、使用して行くうちに歪みが出て、先端がクロスしがちになり薪や炭をつかみにくくなります。
時々微調整してあげる必要があります。
まとめ
mouncolなどのsanzoku mountainギアをお使いでしたら、合わせて使いたいのがこの「zari」です。
男前な焚き火周りを構築するのに欠かせない無骨アイテムです。