ギアへのこだわりこそ正義
焚き火ギア

【derutas (デルタス)】男前ASAGARA(麻柄)三角焚き火テーブル by sanzoku mountain x mountain mountain factory (MMF)

ユニフレームの焚き火テーブル、CAMP MANIA PRODUCTSのグリルスタンドなど焚き火周りに置く金属製のテーブルが多数ある中、管理人はsanzoku mountainさんのderutas (デルタス)を愛用し、その魅力を伝えて行きたいと思います。

sanzoku mountainとは

sanzoku mountain(サンゾクマウンテン)は私の地元でもある横浜のガレージブランドです。質実剛健の鉄製品(黒鉄皮)が売りで、男くささで右に出るブランドはありません。

ただ男くさいだけではなく、その実用性耐久性は一般的な大手メーカーの製品よりも高く、デザインもシンプルでワイルドさの中に高い鉄加工技術だからなせる造形美を感じます

典:mountain mountain factory 公式Facebook

【sanzoku mountain】ではオリジナル自社ブランドを立ち上げ、キャンプ用品の製作・販売を行っています。デザインや用途など、すべてにおいて「心地いいキャンプを」をコンセプトに、斬新でワイルドかつクールなキャンプ用品をお届けいたします。確かな品質と心躍るようなデザインで、皆様のキャンプをより良いものに。

出典:sanzokumountain
管理人

管理人はいくつものサンゾクマウンテンさんの製品を所有しており、どれも使い込む程手放せなくなる逸品でございます。

sanzoku mountainさんの商品はの下記公式HPより購入できます。

購入品紹介

詳細スペック
  • 大サイズ:W450 × D320 (mm)
  • 中サイズ:W370 × D265 (mm)
  • 小サイズ:W290 × D200 (mm)
  • 高さ (3段階):36cm (脚:35cm)、27cm (脚:26cm)、18cm (脚:17cm)
  • 重量:6kg
  • 材質:黒皮鉄(無塗装、防錆加工なし)
  • 付属品:脚3種類 (各6本)、専用収納ケース、軍手
  • 価格:49,680円 (税込み)

「derutas」はネストタイプの焚き火テーブルになります。

ネストテーブルとは、

ネスト(Nest)は『入れ子』や『一揃い』という意味があり、文字通り一般的には大中小同じ形のものが3つセットになっているものが多いです。また、大きいテーブルに同じサイズの小さいテーブルが2つセットになっているものや、折り畳み式のテーブルが収納された特殊なものなどいろいろ種類があります。

出典北欧家具TANUKI
管理人

鉄製のネストテーブルといえば「derutas」です。

しかもデザインは標準品の格子状ではなく、名古屋界隈で知らないキャンパーはいない超有名キャンプショップのmountain mountain factory通称MMFさんの別注ASAGARAモデルです。

秀逸な点6つ

① デザインが秀逸

MMFさんの別注モデルASAGARA (麻柄)は、derutasの別注モデルの中でもひと際オーラがあり、すでに完売となっている逸品です。

オーナーの山口さん曰く、もう再販はないとのことで、完全絶版の超レアアイテムです。

通常版のderutasはかぶることがあっても、「麻柄derutas」がかぶることはまずありません。

管理人

焚火料理時に、火の中で浮かび上がる麻柄の模様が特に美しい。

実は管理人最初は標準のモデルを購入したのですが、「ASAGARA」に一目惚れして、買い直したほどです。

② 頑丈

作りがシンプルなため、脚を取り付ければすぐに使用が可能。

一見簡単に見えますが、脚が真っすぐになるよう溶接するのはかなり高度な技術と経験が必要です。

このような細かいディテールからもsanzokumountainさんの溶接とレーザー加工技術の高さが伺えます。

五徳としての使用も想定してるため、強度の確保も一つの課題でした。

10回以上使用しても変形などは一切見られません。

管理人

適切なケアを続ければ孫の代まで使えるギアと言えます。

また、同じsanzoku mountainの焚き火台「mouncol」と組み合わせて使用すれば、ダッチオーブンなどの高火力を必要とする焚火料理を楽しめます。

③ 3サイズで使い勝手抜群

大、中、小3サイズ3種類の長さの脚があり、状況・用途に合わせて使用が可能です。

大サイズはasimocraftsの焚火台「takibi_no_asi」のメイン五徳、または「クミ男ンドル」で「mouncol」を囲む時の鍋置きとして実用的に使用可能

中サイズはダッチオーブンやタークで調理時の五徳(焚き火スタンド)やケトル置きとして使用することが多いです。

3サイズの中で一番使う頻度が高く、シーズニングを行えばグリルとしても使用可能。

小サイズは正直決まった用途はないのですが、ケトル、小型のランタンなどの一時置き場として使用します。

④ 水平が取りやすい

脚が三本独立した作りのため、傾斜のあるフィールドでもハンマで軽く表面を叩けば、脚を地面に打ち込むことで水平を取ることができます

「mouncol」もそうですが、焚火料理は水平をとることがとても大切です。

水平が取れてないと味にも影響が出ますので、調整ができるのが大きいです。

sanzoku mountainさんで、脚の追加購入や長さのカスタムを受け付けていますので、より使いやすさを追求されたい方は是非問い合わせてみてください。

⑤ 経年変化

鉄の経年変化はあまりなじみがないかもしれませんが、使う人によって全く異なる表情を見せてくれます。

鉄の成型の過程で表面が酸化し皮膜ができ、その被膜を「黒鉄皮」と呼びます。

黒鉄皮は自然発生のため、色にムラや濃淡があり、かすかに青く光るような無骨な質感がたまりません。

防錆びスプレーで黒く塗って使用する方や、そのままの状態で使用し錆びをも楽しむの方もおり、ちなみに管理人は後者です。

管理人

あまりに錆びが進むと穴が空いたりしますので、時々落とてあげた方が長持ちします。

こういう手がかかる点も、愛着が湧くポイントになります。

⑥ コンパクト

大サイズのW450 × D320 (mm)の三角サイズにスタッキングが可能、コンパクトに収納できる点が優秀です。

車の隙間などに簡単に収納できます。

残念な点2つ

① 重い

合計重量が6kgと、コンパクトに収納した見たよりずっと重いです。

オートキャンプがメインの管理人にとって何の問題もありません。

管理人

むしろ重さがもたらす安定感を重要視しています。

② 錆び対策が必要

前述錆びが発生した場合は磨くなどの対処が必要で、これもまた力と根気が必要です。

管理人は錆をも味として楽しんでいますが、進行具合を定期的に確認し、必要に応じて油を塗ったりしてケアしています。

まとめ

オートキャンプであれば「mouncol」と組み合わせるだけで、手っ取り早く男前な焚き火の環境を構築することができます。

さらに、TheArthさんのヘキサテーブル「クミ男ンドル」で囲めばさらにオシャレ度がアップし、一緒に囲む仲間や家族の絆が深まること間違いなしです。