スノーピークの定番コンテナ、シェルフコンテナ50/25の専用グリップとして誕生した「asigrip_sc」はasimocraftsのロングセラーギアです。
「ガレージブランド」という言葉は今では市民権を得て、過熱なくらいキャンプシーンを盛り上げています。
個人あるいは小規模事業者だからこそ、独創的なデザイン、作り手がユーザーでもあるため、使い勝手の良さ、質の高い製品が多く、多数のファンを生んでいます。
GOOUT CAMPやFIELD STYLEなどのイベント開催の際に、長蛇の列を作るガレージブランドの一つがasimocraftsさん(アシモクラフツ)であります。
何を隠そう管理人大のアシモクラフツファンで、数多くの「asigrip」を所有しております。
購入品紹介
- サイズ:25 x 25 x 95mm
- 素材:楢 (ナラ)
- 対応製品:シェルフコンテナ25/50 (共通)
- 価格:4,500円 (税込み)
管理人はシェルフコンテナ6台分、リフター Pro用全部で7セット所有しています。
手入れしながら使用して行くと色が段々濃くなり、経年変化も楽しめます。
下が新品で、上が3年程使用した物になります。
シェルフコンテナ
DIYや日曜大工に慣れてないキャンパーにとってシェルフコンテナグリップの交換は意外とハードルが高く、簡単に交換ができないユーザーも多いのではないでしょうか?
管理人が計6台のシェルコングリップを外してきた経験があり、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
- 電動ノコギリ
- ブレード (ステンレス用)
- ゴーグル
- 手袋
- asigrip_sc
電動ノコギリをわざわざ購入する必要はなく、ホームセンターなどで安くレンタルすることができます。
レンタルの場合、消耗品であるブレードを購入する必要があります。
ちなみに管理人は近所の島忠ホームズで一泊2日330円、ブレード600円の約1,000円で必要な道具を揃えました。
交換手順
電動ノコギリでサイドから純正竹素材のグリップに切り込み、リベットを切断していきます。
反対側のリベットも同じ要領で切断します。
シェルコン3台分、6個の純正グリップを計20分程の作業で切断することができました。
純正グリップを外した後、ステンレスの骨組みと2つのネジ穴が露出します。
そこにasigrip_scをはめ込んでいきます。プラスネジを締めるだけで簡単に装着が可能です。
合計作業時間30分程度で交換できました。
注意点としては、「A」のマークが外側にくるよう装着しましょう。
asigrip_scはシェルフコンテナの50、25で共通サイズとなります。
細かいですが、「A」のマークが見えやすいように、若干上向きにデザインされています。
ディテールこそがガレージブランドの神髄で、たまらなく好きです。
- グリップの破片は飛ぶ可能性がありますので、必ずゴーグルを着用しましょう。
- 電動ノコギリの動作音が結構大きくて、作業中にシェルコンの振動も合わさって、かなりのレベルの騒音になります。近所迷惑にならないよう、作業の時間帯や場所には注意しましょう。
- 純正グリップを破壊することスノーピーク社の保証が受けられなくなる可能性があるため、自己責任で行う必要があります。
リフター Pro
スノーピーク社和鉄ダッチオーブン26の専用の「リフター Pro」にもピッタリサイズで装着できましたので合わせて交換しました。
お手入れ
新品は乾燥していますので、蜜蝋クリームでオイルアップすることをお勧めします。
時々塗ってあげると色が段々濃くなり、経年変化が大好きな管理人にとっては至福の作業です。
こうして並べてみると、経年変化が良くわかります。
まとめ
グリップが太くなることで手に触れる面積が増えグリップ力が増します。
見た目がおしゃれになるだけではなく、ちゃんと実用性があります。
シェルフコンテナを満タンにすると意外と重さがあるので、asigrip_scを装着することで間違いなく使用感は良くなります。